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美濃焼の魅力を解説!どんな特徴のある焼き物なのか?

投稿日:2024.07.14

美濃焼は、岐阜県で作られる伝統的な陶磁器です。
長い歴史を持つ美濃焼は、時代の流れとともに様々な変化を遂げ、現代においても飲食店のテーブルを華やかに彩る存在となっています。
今回は、そんな美濃焼の特徴について詳しくご紹介します。

□美濃焼の魅力に迫る!

美濃焼の魅力は、その歴史と多様性に溢れている点にあります。

1:美濃焼の歴史

美濃焼の歴史は、室町時代にまで遡ります。
当時、美濃国(現在の岐阜県)は、土器や陶器の生産地として栄えていました。
戦国時代には、織田信長や豊臣秀吉といった武将たちが、美濃焼を愛好していたことから、美濃焼の知名度はさらに高まりました。

2:江戸時代の美濃焼

江戸時代には、美濃焼は庶民の間でも広く普及し、茶道や日常的な食器として用いられるようになりました。
この時代には、黄瀬戸、瀬戸黒、志野、織部といった、現在でも人気の高い美濃焼の様式が確立されました。

3:明治以降の美濃焼

明治時代以降、美濃焼は近代的な生産体制に移行し、大量生産が可能になりました。
同時に、洋食器の影響も受け、新しいデザインの美濃焼が誕生しました。

当社の美濃焼は、伝統技術とモダンなデザインが融合しています。
飲食店のインテリアやテーブルウェアに最適な美濃焼をお探しの方は、ぜひご覧ください。

□美濃焼の種類と特徴

美濃焼は、その種類によって様々な特徴を持っています。
代表的な様式である「黄瀬戸」「瀬戸黒」「志野」「織部」の特徴を詳しく見ていきましょう。

1:黄瀬戸(きせと)

黄瀬戸は、淡い黄色が特徴の美濃焼です。
素朴で温かみのある色合いと、植物の文様が美しく調和した、優しい印象の焼き物です。
黄瀬戸は、茶道の世界でも高く評価され、数多くの名品が生まれました。

2:瀬戸黒(せとぐろ)

瀬戸黒は、深みのある黒色が特徴の美濃焼です。
1200度前後の高温で焼成され、急激に冷やすことで、独特の黒色が生まれます。
瀬戸黒は、その重厚な風格と渋い味わいが特徴で、高級レストランのテーブルウェアとしても多く使われています。

3:志野(しの)

志野は、乳白色が特徴の美濃焼です。
白い素地に、木の葉や草花などの文様が描かれたものが多く、その繊細な美しさは、見る人の心を和ませます。
志野は、その上品な美しさから、飲食店の上質な雰囲気作りに最適です。

4:織部(おりべ)

織部は、鮮やかな緑色が特徴の美濃焼です。
茶人・古田織部が好んだことから、この名が付けられました。
織部は、大胆な形と、緑や鉄の顔料で描かれた文様が特徴で、その個性的な美しさから現代のレストランやカフェでも人気を集めています。

□まとめ

美濃焼は、長い歴史の中で培われた技術と、時代を超えて愛される美しさを兼ね備えています。
歴史、特徴、人気窯元など、様々な魅力を持つ美濃焼の世界を探求することで、飲食店のオーナー様も特別なテーブルウェアを見つけられるでしょう。