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取引先年末年始挨拶回りで好印象を与えるための6つのマナー

投稿日:2024.08.28

 

年末年始の取引先への挨拶回りは、良好なビジネス関係を築く上で非常に重要な機会です。
しかし、新社会人や営業担当者にとっては、何をどのように伝えたらいいのか、どんなことに気をつければいいのか、不安な点も多いのではないでしょうか。
本記事では、取引先に好印象を与えられるための6つのマナーを具体的に解説していきます。
相手に失礼なく、気持ちよく挨拶を受け取ってもらえるように、基本的なマナーから具体的な事例まで詳しく紹介します。

□年末年始の取引先への挨拶回りで押さえるべき6つのマナー

年末年始の取引先への挨拶回りは、単なる儀礼的なものではなく、相手への感謝の気持ちを表し、良好な関係を築き、維持するための大切な機会です。
そのため、相手に失礼のない言葉遣いや態度、そして適切な手土産選びなど、細部にまで気を配ることが重要です。

1: 訪問時期

年末年始の挨拶回りは、時期によって適切な期間があります。
・年末:クリスマス前後~12月末
・年始:基本的に1月7日の「松の内」まで、難しい場合は小正月の1月15日まで
年末年始はどの企業も忙しい時期です。
特に、年末の最終営業日や年始の初日は、仕事が集中するため、訪問は避けましょう。

2: アポイントメントの取り方

訪問する際は、必ず事前にアポイントメントを取りましょう。
電話でアポイントを取る際は、相手の仕事の邪魔にならないよう、短く簡潔に済ませることが大切です。
「お忙しいところ恐縮ですが、年末のご挨拶に伺いたいのですが、お時間いただけますでしょうか。」
「少しだけお時間を頂戴できますでしょうか。すぐに失礼いたしますので、ご安心ください。」
など、相手に気持ちよく挨拶を受け入れてもらえるような言葉遣いを心がけましょう。

3: 滞在時間

挨拶回りは、あくまで挨拶が目的です。
そのため、10〜15分を目安に手短に済ませるのがマナーです。
相手は貴重な時間を割いて、あなたに時間を与えてくれています。
長居は失礼にあたりますので、感謝の気持ちを伝え、早めに切り上げるようにしましょう。

4: 手土産

手土産は、相手に好印象を与えるために欠かせないものです。
・相手に渡す物であり、相手が口にする物であることから、床に置くのはNGです。
相手に渡すタイミングがくるまでは、ソファかテーブルの上に置いておきましょう。
・包装紙のまま渡すのではなく、紙袋に入れて持参し、渡す時に紙袋から出して渡すと丁寧な印象を与えられます。
紙袋は持ち帰りましょう。
・相手によっては、紙袋が失礼に当たる場合があります。
その場合は、風呂敷に包んで持参するのも良いでしょう。
・基本的には、座る前か座った直後に手土産を渡します。
・差し出す際は、相手に正面を向けて差し出し、「ほんの気持ちですが」「心ばかりのものですが」といった一言を添えると良い印象を与えられます。
手土産の内容としては、ノベルティグッズ(タオルやカレンダー)・菓子折などが一般的です。
菓子折の場合、大人数でも食べやすいように、日持ちがして個包装の物を中心に探しましょう。

5: 話す内容

話す内容は、かしこまった挨拶をする必要はありません。
今年の思い出などを織り交ぜながら、相手に感謝の意を伝えるようにしましょう。
ただし、挨拶回りの機会を利用して仕事の話をするのはマナー違反です。
あくまでも挨拶回りは挨拶だけに留め、仕事の話はまた年明けに日を改めて設定しましょう。

6: 訪問後のお礼

取引先に訪問した後は、時間を割いてもらったことに対して、当日中にメールでお礼をしましょう。
「本日はお忙しい中、お時間をいただきありがとうございました。
〇〇様のお話を伺い、大変参考になりました。
来年も引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。」
など、感謝の気持ちを伝えると同時に、今後の関係性を良好に保つ意思表示をすることが大切です。

 

□相手に失礼なく、好印象を与えるためのポイント

年末年始の挨拶回りは、相手に失礼なく、好印象を与えることが重要です。

1: 服装

服装は、相手に失礼のない、清潔感のある服装を選びましょう。
男性はスーツが基本ですが、オフィスカジュアルが標準の会社であれば、ジャケットとパンツスタイルなど、相手に失礼のない服装を選びましょう。
女性は、ワンピースやブラウスとスカートなど、落ち着いた服装を選びましょう。
露出の多い服装や派手なアクセサリーは避けましょう。

2: 言葉遣い

言葉遣いは、丁寧で礼節を守った言葉遣いを心がけましょう。
「お忙しいところ恐縮ですが…」
「ご清聴いただきありがとうございました」
「今後ともどうぞよろしくお願いいたします」
など、相手への敬意を払い、丁寧な言葉遣いを意識しましょう。

3: 行動

行動は、相手に不快感を与えないよう、落ち着いて丁寧な行動を心がけましょう。
・ロビーに入る前にコートを脱ぎ、畳んで椅子の上に置きましょう。
・携帯電話はマナーモードにして、通話やメールは控えましょう。
・席に着く際は、相手に配慮し、静かに着席しましょう。

4: 時間管理

 

 

時間管理は、相手の時間を無駄にしないよう、時間に余裕を持って行動しましょう。
・約束の時間に遅れないように、余裕を持って到着しましょう。
・滞在時間は10〜15分を目安に、短時間で失礼なく挨拶を済ませましょう。

 

 

 

 

□まとめ

年末年始の取引先への挨拶回りは、相手への感謝の気持ちを表し、良好な関係を築き、維持するための大切な機会です。
相手に失礼のない言葉遣いや態度、そして適切な手土産選びなど、細部にまで気を配ることが重要です。
本記事で紹介した6つのマナーを参考に、相手に好印象を与えられる挨拶回りを実現しましょう。